9/11T 超伝導マグネットシステム

平成11年度に低温センター時代から20年間以上共同利用されて来た超伝導マグネットの更新を行いました。
新システムの特徴はマグネットが比較的大きな(2.5インチ)口径のを有することです。附属のVTI(温度可変型
インサート)を用いても、45mmφの試料空間を保つことができ、様々な磁場中低温物性実験が可能となります。

現在共同利用として、磁場中輸送特性の測定が可能です。

<装置概要>

a.Cryomagnetics社製NbTiマグネット

均一度:0.1%/cm(磁場安定性1ppm/時間)
最大磁場:9T/11T(11Tはラムダ−プレート使用時)
最大電流:38.1/46.6A口径:63.5mmφ

b.VTI(温度可変型インサート)

試料空間口径:45mmφ
温度可変領域:1.5K-325K(安定度0.1K)

利用申し込み先  

ltcenter@imr.tohoku.ac.jp